工場に確認すると共に、当社の在庫や販売店様の店頭在庫を確認いたしましたところRCR及びRC10の左足内足のディスクホールにズレが生じていることが判明しました。
工場での調査の結果、このディスクホールは整形後に型抜しているのではなく、金型自体がこの形になっており、このホール部分はアッパーカフの金型に別の金型がボルトで固定されているため、ボルトの緩みが原因でズレが生じていたことが分かりました。また、一定のズレではなく、幾分個体差があることも判明しております。通常では考えにくいトラブルでは御座いますが、今シーズンはアッパーカフの改良に伴い、金型を新しく作り直しておりますので、金型組み上げの際に問題があったものと判断しております。
アッパーカフの作り直しも視野に入れ、対処方法を工場と協議しましたが、既に生産は完了しており、原材料の新たな調達も難しいため、アッパーカフを新たに作り直すことは不可能との結論に達しました。
ディスクホールのズレ角度としましては最大で22.5度。ブーツ自体のサイドカントのズレ角度としましては、アッパーカフに刻んでおりますメモリ一つで0.5度のカントが付きますので、正常な状態よりも最大で0.25度ずれることになります。
カフのメモリとディスクの矢印の位置がのズレますので、見た目の問題も御座いますが、綿密に計算され、設計したサイドカントの角度で御座いますので、厳密に言いますとご使用上、違和感を生じる問題でも御座います。
しかしながら、この0.25度のズレを体感できるユーザー様は非常に稀であると考えます。そしてこのズレにより、スノーボーディングに悪影響をおよぼすことは無いと判断すると共に、安全上の問題も無いと判断し、このままの状態で販売を続行させて頂きます。
アッパーカフを作り直すまでには至りませんでしたが、サイドントディスクの角度を22.5度ずらした補正ディスクを用意いたしました。
角度のズレには幾分個体差が御座いますので、この補正ディスクを用いても、完全に補正できない場合も御座いますが、通常のディスクをご使用頂くよりは正常な位置に近づけられますので、該当モデルをご購入いただきましたユーザー様はお手元のブーツを確認頂き、補正ディスクが必要と思われる場合は、誠にお手数ですが下記の方法でお申し付け下さい。
末筆では御座いますが、該当商品をご購入いただきました皆様には、この様な不具合が御座いましたことを深く深くお詫び申し上げます。
★補正ディスク(Micro Disc)ご依頼方法
@まずは商品に添付しております2013-2014モデルのユーザーカードを当社へ送付頂き、ユーザー登録を行って下さい。
A当社オンラインストアより「UPZ補正ディスク」のページヘ進んでいただき、オンラインにてご注文下さい。
オンラインストアーはこちら→ http://xyz-net.ocnk.net/
Bご注文後はユーザー登録の確認と、ご購入商品が該当商品であることを確認の上、郵便またはメール便にて発送させて頂きます。(到着までに7日ほどかかります)
なお、効率よく対応させていただくため、通常オンラインストアで行っております受注や発送のお知らせメールは省略させて頂きます。何卒ご了承下さい。
<該当商品>
・UPZ 2013-2014 モデル
・RCR各カラーのサイズUK3(22.5)〜UK8(27.0)
・RC10各カラーのサイズUK3(22.5)〜UK8(27.0)
・オプションパーツ RCR CUFFのSサイズ
※RC8及び27.5cm(ソール長312mm)以上のブーツにズレは御座いませんので補正ディスク供給の対象外となります。
<該当箇所>
左足のアッパーカフ、内足側サイドカントの八角形のホール
↓詳細説明(クリックして拡大)

失礼な質問で申し訳御座いませんが回答の程、宜しく御願します
ユーザー様のお手元には保証書が残りますので、保証書をお手元で保管下さいませ。
宜しくお願いします。